【猫のキャラクターデザイン】販売グッズに印刷・猫イラストのご依頼
目次
猫のキャラクター制作を担当させていただきました
販売グッズに印刷して使用される「猫のイラスト」のデザインをご依頼いただきました。一般的に、猫は段ボール箱に入ったり隠れたりするのが大好きです。そんな猫のために、ちょうどいいサイズの猫専用boxを制作したいとのご要望で、箱の側面に印刷する猫のキャラクターのご依頼をお引き受けいたしました。2021年11月納品
今回のご依頼の概要
- 【用途】…販売グッズ(段ボール箱への印刷)
- 【カラー】…モノクロ・印刷用データ
- 【テイスト】…シンプルな線画
- 【データ形式】…jpgもしくはpng
- 【イラストサイズ】…6.5センチほど
- 【点数】…猫のポーズ 計4点
…文字デザイン×3点 - 【デザイン案】…ご希望の提案あり
- 【納期】…要ご相談
- 【公開実績】…可
- 【著作権譲渡】…なし
- 【商用利用】…あり
- 【制作者名】…イラストに「いのぼん」のサイン表記あり
制作スケジュール
今回のご依頼は、特別にお急ぎではないとのご相談で、納品期日にお時間がある案件でした。
また、お話をいただいた当初では猫のポーズ2点(2パターン)の予定でしたが、先の2点のイラスト案を気に入っていただき、その後さらに追加で別ポーズの猫のイラスト2点をご発注いただいた流れとなりました。(計4ポーズの制作)
ご希望のデザイン案(猫のポーズ、文字デザイン)の内容にも少し変更があったりと紆余曲折しましたが、イメージのすり合わせをすべくメールでのお打ち合わせを繰り返し、無事に納品することができました(*^^*) ありがとうございます。
キャラクターデザインについて
今回は、具体的にポーズの希望案がご依頼主様の方でございましたので、デザイン料金などはいただかなかったケースです。※キャラクター案が全て一からお任せである場合は、制作費用に「デザイン料」などが別途にかかってきます。
猫のポーズ案
- 箱を引き摺るように持って二本足で歩く猫
- 箱を頭にかぶって小躍りする猫
- 箱に片手を掛けてバスタブに入るようなポーズ
- 狭い箱から手足を放り出し、くつろぐポーズ
顔の表情や希望イメージ
- 質素、ゆるい感じ
- ちょっとだけシュールな雰囲気
- シンプルな線画で表現
- 顔は素朴、もしくは後ろ姿
- 段ボールが大好きな様子
お好きな猫のテイストがわかる画像をメールで添付していただきました。このような参考画像があるとイメージの共有に一番助かります。はしよりこさんの「猫村さん」の猫キャラクターの雰囲気を少しリアルにしたような、温かみのあるシンプルなキャラクターをご希望とのことでした(^。^)
キャッチコピーと文字のデザイン
- 「我輩のハコである」
- 「ダンボールが好き」
- 「にゃんこ専用」
【制作1】ダンボール箱を持ち、引きずりながら歩く猫
子供がぬいぐるみを持って歩くようなイメージで、常にダンボール箱を愛用している様子を表現しています。
【制作2】ダンボール箱を頭にかぶり、小躍りする猫
段ボール箱をすっぽり頭にかぶりながら、嬉しくて小躍りしている様子です。
【制作3】段ボール箱に入ろうとする猫
お気に入りのダンボール箱にいつものように入って、一休みしようとするイメージです。
【制作4】段ボール箱に入ってくつろぐ猫
大好きなダンボール箱の中で、すっかりくつろいで昼寝している様子です。グータラした雰囲気も表現しました。
販売グッズへの「商用利用」について
販売目的でイラストを商業利用される場合、基本的に「追加費用」をいただくことになります。商品としてイラストを利用し「利益」を得る行為になりますので、イラストの制作料金とは別に【商用利用料金】を追加でお願いしております。
ただし、販売規模や企業様の大きさなどによって【商用利用料金】のお見積額はかなり変わってきます。今回のパターンは、個人様からのご依頼であったのと、販売は小規模なケースと判断して追加料金はいただかないことにさせていただきました。
そして、今回のご依頼ケースは「商用利用料」を別途いただかない代わりに、以下の諸条件のお願いをさせていただきました!
制作者名(サイン)をイラストに入れる
イラストの作者が誰かわかるようにイラストの一部にイラストレーターの名前を入れることを条件にお願い致しました。クレジットを表記することを意味します。
「いのぼん」のサインを必ず残した状態でイラストを使用してもらうことをご依頼主様にお約束してもらいました。
イラストに制作者のサインを含む |
長めの納期スケジュール |
著作権譲渡はしない |
今回の企画商品のみに利用・可 |
このようなご提案は、ご依頼主様の希望のご予算範囲内で対応したり、全体の制作費を抑えたりするためにご相談させてもらったりします!(^-^)
「著作権譲渡」について
著作権譲渡は、いわゆる「イラストの所有権の買い取り」ということですが、基本的に制作物の著作権は譲渡はしておりません。また、このような権利の譲渡は、イラストレーターとって非常に大きな権利を手放すことになるため、通常の制作料金の2〜3倍(以上)【著作権譲渡料】になってしまいます。→参考記事/イラストレーター通信・森隆一郎氏「著作権譲渡NO」
イラストの「使用許諾」について
高額な費用がかかる著作権譲渡のご契約よりも、イラストの利用・使用の許諾をご依頼主様へ独占的にお渡しするご契約をお願いしております!
こちらは、イラストの使用条件を定めてご契約していただくことで、その範囲内で繰り返し使っていただけます。広範囲で使用できる条件を取り決めさせていただけば、繰り返し自由に使っていただけるようにいたします。ぜひご相談ください。
イラストの「加工」「改変」について
また、イラストのトリミングなど使用時の編集に必要な加工などについて、ご契約時に定めた範囲内でなら可能とするお約束です。色の変更や、部分的な切り取りなどOKな場合や、反転させての利用が不可であったり、また可能であったりします。
どこまでの加工がOKなのかは、具体的にご相談の上で定めてさせていきます。
企業様の場合、費用を掛けて依頼したイラストが自由に使えないと、社内の業務に差し支えが出るのではと懸念されるケースもあるかと思います。そのようなご心配がないように、必要な場面でイラストが十分に利用できるよう考慮させていただきます。(^_^)